2013年3月10日日曜日

OM-D E-M5 その4(標準ズームレンズLUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8)

前回は「OM-D E-M5 その3(HLD-6バッテリーホルダ)」でグリップとその特徴、サードパーティ製品の比較について記載したが、今回は現在1番使用頻度の高いレンズである標準ズームレンズを紹介する。

OM-D E-M5にはM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZという標準ズームレンズがセットで販売されている。もちろんボディー単体でも購入可能で、実売の価格差は1〜2万円程度しかない。
このレンズは電動ズームと手動ズームがワンタッチで切り替え、マクロ撮影も可能。12-50mmまで撮影可能で、防塵防滴対応でコストパフォーマンスに優れておりお薦めできる。OM-D E-M5の為に作られたと言っても過言ではなく、カメラとマッチングのよい外観であり、設計上もボタン操作の連携もある。初めてミラーレス機でこのカメラを購入する方はレンズセットを選択すべきと考える。

しかし私はボディーのみの購入で、PanasonicのLUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8を利用している。理由はLUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8を持っていたからである。これは2013年3月現在で実売でも8万円近いハイエンドレンズであり、防塵防滴対応で、電動ズームはついていないが12-35mmをF2.8という明るさを通しで利用できる。コンパクトデジタルカメラとの違いを出せる背景をぼかした撮影なども、この明るさであれば結構行ける。またAFの速さと正確さ、静寂性は文句無しである。
電動ズームは私もPanasonicの他のレンズで所有していたことがあるが、重宝する利用シーンがほとんどなかった。写真撮影で電動ズームの必要性は基本的には無いと考えている。動画撮影中のズームがスムーズという点くらいであろうが、動画撮影は頻繁には行わないし、ズームを利用した動画撮影もほとんどやらない。
肝心のカメラとレンズの付けた外観や相性も私の利用している限りは抜群である。付けた感じはOM-D E-M5に合わせたかのようにしっくりくる。バッテリホルダとの相性もとても良い。その画質の違いは標準レンズを所有していないので、ITMedia記事を参考にしてもらいたい。
http://camera.itmedia.co.jp/dc/articles/1207/10/news038.html
次は広角レンズについてレポートする。

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